これから相続の準備を始めるご本人様へ

この世に生まれたときは

「Happy Birthday」

この世を去る時にも

「Happy Ending」

私のお客様には、この世を去る時には

 「Happy Ending」
と、なっていただきたいと思っています。

2011年2月の行政書士事務所開業時から「書類作り」でお客様の笑顔をサポートしてまいりました。開業からの数年間は、相続業務は積極的に受けてはおりませんでした。

なぜなら相続業務を受けるためには、相続の知識だけではなく、相続の周辺(終活)の知識も必要であり、更には様々な分野の専門家

司法書士、税理士、土地家屋調査士、不動産業者、保険業者、遺品整理業者 等

との連携が欠かせないためです。

そのため開業からの数年間は、下手に相続業務を受けて、お客様にご迷惑をかけてしまったら大変だ💦という思いがあり相続業務から遠ざかっていました。

そんな私が相続業務をやろうと思ったのには、大きなきっかけがありました。

それは、おひとり様のお客様 男性Ⅿ様(70代)の存在です。
Ⅿ様とは、2018年10月に出会い「遺言公正証書」と「死後事務委任契約書」を作成させていただきました。

「遺言公正証書」は作り直しができるため、Ⅿ様の状況や、お気持ちが変わるごとに「遺言公正証書」を作り直しさせていただきました。

2020年春頃から入退院を繰り返しておられ、そろそろ本格的なサポートが必要かなと思っていた矢先の2020年6月に、突然ご自宅で倒れて帰らぬ人となりました。

亡くなられた後は「遺言公正証書」と「死後事務委任契約書」に基づき、半年がかりで相続業務を終えました。

Ⅿ様と最後にお会いしたのは、亡くなる10日前でした。
「本当に、中島先生が居てくれてよかった。あの時、中島先生と会えてよかった。」

と何度も言ってくださいました。

そのⅯ様の相続手続きが終わり、ふと疑問がわいてきました。

「私が行った相続手続きはⅯ様にとって、最善解だったのだろか?」
「生前に、もっとⅯ様のためにできることはなかったのだろうか?」

相続手続きが終わり、Ⅿ様のご親族や、その他の相続人様からも感謝されはしましたが、もっとⅯ様のために、私にできることはなかったのだろうか?と思ったのです。

このⅯ様の相続手続きをきっかけに、私は相続業務に力をいれていくことを決意しました。
相続の知識だけではなく、相続の周辺(終活)の知識を深めながら、日本全国の様々な分野の専門家との繋がりを築いてまいりました。現在は、安心して相続業務をお任せいただける体制が整っています。

当事務所では生前の相続対策(遺言書作成サポート、死後事務委任契約 等)だけではなく、
「エンディングノート」セミナーや、相続後の「死後事務サポート」等も行っています。

ヒアリングを行った上で、行政書士の業務範囲外のことでしたら、適切な専門家をご紹介させていただきますのでご安心ください。

出会ったお客様にお一人お一人にとっての
「笑顔相続」への「道筋」をご案内して
「本当に、中島先生が居てくれてよかった。あの時、中島先生と会えてよかった。」

と、言っていただけるようなサポートを、これからも心がけていきます。

私のお客様には、最後まで自分らしく生きていただきたい。

そして、この世を去る時には
「Happy Ending」と思っていただけると嬉しいです。

親御さんに「相続対策をして欲しい。」と思っている皆さんへ

当事務所には、ご自身の相続対策をしたいというご本人様以外からの相談もあります。

「親に相続対策をしておいて欲しいのですが、親がその気になってくれなくて・・・。」

というお子様からのご相談です。

日本では「死ぬ話なんて、縁起が悪い!」という風潮があるため、
親御さんご自身も元気なうちは「死」や「相続」について考えたくないという心情もわからなくはありません。

また「うちには分けるような財産はない。相続対策は富裕層がやるものだろう。」という認識もお持ちなのかもしれません。

では、何もしなかったら、どうなるのでしょうか?
相続対策を何もせず、親御さんが認知症になってしまわれたら、
その後は、遺言書の作成や生前贈与等の相続対策をすることができなくなります。

もし相続人の中に行方不明の方や、判断能力がない認知症等の方がいらしたら、亡くなった後の相続手続きが煩雑になります。

また、「うちには分けるような財産はない。」という場合も要注意です。

不動産は「分けにくい財産」の代表ですが、
相続財産が、自宅不動産しかない場合には、相続人同士でもめる可能性が高くなるからです。

一方、「死に直面した時に、どんな治療やケアを受けたいか」を前もってご家族で話し合っておかなければ、その時が来ても、親御さんご本人が希望している治療やケアが分からず、それを受けていただけない可能性が高まります。

なにより、治療やケアの方針を家族が決める場合には、家族の気持ちや思案の負担が大きくなり、親御さんが亡くなった後に、残された家族の気持ちが辛くなったり、後悔が残ったりすることもあります。

親御さんのご希望を家族が事前に共有している事は、親御さんご本人のためだけでなく、
残されるご家族にとっても、とても大切なことなのです。

有難いことに、私の両親(70代)は健在です。

離れて住んではいますが、コミュニケーションはしっかり取れているし、「何かあっても、その時に話し合えばいい」と思っていました。

けれど数年前に、父親が「がん」を疑われて検査入院をした時に、私の考えが甘かった事に気づかされました。いざ「そうなってしまう」と、父親と「死」や「相続」の話はできなくなってしまったのです。

それまで、どうでもよい話はさんざんしてきたのに、「死」や「相続」という大切な事について父親と話してこなかった事を後悔しました。幸い検査結果は「異状なし」でしたが、その件をきっかけに改めて、

【心身ともに元気なうちにこそ、親と「死」や「相続」について話し合っておくことは大切だ。】

と身をもって感じ、それからは私も両親と意識して「死」や「相続」の話をするようにしています。

私は今、「親に相続対策をしておいて欲しいのですが、親がその気になってくれなくて・・・。」

というご相談を受けた時には、まずは「家族会議を開くこと」をおススメしています。

もちろん「その“家族会議”の切り出し方が、わからない。」という方もいらっしゃいますので、そんな時は、状況に応じた「家族会議を行うちょっとしたコツ」をお話しています。

全ては書ききれませんが、例えば、

亡くなった後(相続手続き)に必ず必要になる「出生からの戸籍謄本等を取ること」と「相続財産の調査・確認」を、まずはやってみない?

というお声がけのご提案などです。

私のこれまでの実務経験上、「家族でのコミュニケーション」がしっかりととれているご家族は、「相続」でももめにくいと感じています。

けれど、仲が良いご家族であっても、「死」や「相続」についての話題は難しいものです。知らずに避けてしまったり、つい後回しにしがちです。

でも「家族でのコミュニケーションをとる」ことは、お互いにこの世に生きているうちにしかできないのです。歳を重ねると行動力も落ちてきます。親御さんの「Happy Ending」のために、行動を起こされようとしている皆様へ、何かお困りのこと、ご不安なことがありましたら、いつでもご相談ください。

専門家の立場から、お一人お一人のご希望に寄り添った「笑顔相続」への「道筋」をご案内させていただければ幸いです。

なかしま美春行政書士事務所では
2011年2月の開業時からこれまで「お客様の立場に立った手続き」を心掛けてまいりました。
自分や家族の未来を真剣に考え始めた方が、この先の時間を楽しく過ごせるように
スピード感を大切にしつつ、きめ細やかなサポートを日々心掛けています。

もしも「誰に相談したらいいんだろう・・・?」とお悩みでしたら、どうぞお気軽にご相談ください。これまでに培った知識・経験・ネットワークをもって、最適な道をご提案し、必要に応じて最適な専門家をご紹介いたします。

行政書士には法律により守秘義務が課せられています。
どうぞ安心してご相談ください。
お客様の立場に立って、最後まで責任をもって対応することをお約束します。

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