あなたの「困った」を「相談してよかった」に変える行政書士・相続コンサルタントのなかしま美春です。相続について「誰に相談したらよいのか分からない」時には、お気軽に当事務所にご相談ください!
さて、相続した実家や農地の扱いに、頭を悩ませている方は少なくありません。
そこで、私の実家で起こった「広い農地のついた空き家の売却」をテーマに、
2024年10月から長編コラムを書いています。
その【中編:「売却奮闘」編】が公開されました!

(写真はイメージです)
コラム中編の見どころ
「田舎の【農地付き“空き家”約600坪】は、売れるのか?!(中編:「売却奮闘」編)」は、
実際に私の実家が「農地付き空き家」を相続し、売却に向けて動いた事案をもとに執筆したコラムです。
中編では・・・
■不動産屋、空き家バンクへの登録、値下げ・・・売るためにとれる手段とは?
■相続人の仲は良く、売ること反対する親族は居ない。でも、買い手が見つからない現実
■立地、広さ、条件、不動産が売れない理由は複雑
という内容をお伝えしています。
「売ろうにも売れない」「でも放っておくと管理の労力もお金もかかる」——
そんな、誰にでも起こりうる“相続の問題”にどう向き合うか。
このコラムは、そのヒントになればと思い執筆しました。
ぜひ参考にされて下さい!(^^)
👉【中編はこちら】
https://egao-souzoku.hanamaru-syukatsu.com/20250127
👉【前編はこちら】
https://egao-souzoku.hanamaru-syukatsu.com/20241028
あなたの「準備」が、家族への思いやりになります
もし、あなたに何かあった時ー
遺された家族にとって、相続手続きの中でも特に負担が大きいのが不動産の扱いです。
名義変更や売却、共有状態の解消など、相続人だけで判断・手続きするのは大きな負担になります。
だからこそ、元気なうちに不動産の相続に付随する様々な問題を検討し、準備しておくことが大切です。
今回のコラムには書いていませんが、自宅という「不動産の相続」を考える場合、検討することはたくさんあります。
例えば・・・
✅不動産登記の名義変更手続きの確認
名義変更を怠ると、後の売却や活用が困難になる。まずは、今ある不動産が、正しく登記されているかの確認をオススメします。
✅誰が相続するのか(相続人の希望と状況)
住み続けたい人がいるか、他の相続人が相続するものと、価値のバランスはどうか。
✅共有にするか単独名義にするか
※共有はトラブルのもとになる可能性があるため、慎重に判断が必要。
✅今後住む予定があるかどうか
空き家になる場合は、維持費や管理の負担が発生。
✅売却を視野に入れるかどうか
家族の誰も住まない場合は、早めに売却の準備をする選択肢も。
✅自宅の評価額や市場価値の確認
相続税や売却を検討する際の基準となる。また、今回のケースのように買い手がつきにくい不動産もあるため、実際に売れるかどうか?の検討も重要。
✅相続税の有無とその支払い方法
現金が足りず相続税が払えない場合は、延滞税が加算され、さらに税金の負担額が増える可能性があります。(詳しくはコラム後編で解説)
✅配偶者居住権の検討(2020年施行の制度)
配偶者が安心して住み続けられるようにするための制度。
✅遺言書での明確な意思表示
遺産分割協議のトラブル防止に有効。
✅住宅ローンが残っている場合の対応
団信(団体信用生命保険)の有無、返済方法の確認。
必要に応じて、相続に詳しい専門家(司法書士、行政書士、税理士など)に早めに相談しておくのが安心です。
遺言書を作成し、専門家のサポートを受けながら準備を進めることで、残された家族の悩みや争いを減らすことができます。
「いつか」ではなく「今から」——それが、家族への思いやりです(^^)
何から手をつけたら良いか分からないときは、相続に詳しい専門家にご相談くださいね!
もちろん私にご相談いただいても大丈夫です!(^^)

👉【後編はこちら】
https://egao-souzoku.hanamaru-syukatsu.com/20250414